やっぱり大好き!アートと食とファッションの都、パリ
パリと聞いて何を思い浮かべるでしょうか?アート?料理?ケーキ?古い歴史?シャンゼリゼ?モナリザ?先進国の首都でありながら、古い町並みを残し、先人のアートに触れることの出来る街―アートに美味しい食事にお買い物!魅力がいっぱい!それがパリです。
パリのお勧め観光スポット
パリには本当にたくさんの美術館があり、1日では回りきれないところも。履きやすい靴で行きましょう。私のお勧めは、オランジュリー美術館でモネの睡蓮を見てから、翌日パリからTGVで40分のジベルニーにある、モネの暮らした家と、睡蓮の庭を見に行くことです。但し、ジベルニーのモネの庭園は3月末から10月末までのみの公開なのでお気を付けを。
エッフェル塔に行くことを計画中の方は、ぜひ夜の22時・23時のタイミングで!タワー全体がキラキラ光るシャンパンタイムというものを見ることが出来ます。これは一見の価値ありです!
空港からパリの中心地・宿泊先までは?
日本からの直行便やEU外のほとんどの国際線が着くのは、パリの北東、シャルル・ド・ゴール空港です。パリ市内までは、ロワシーバス、タクシーで約40分〜1時間です。時間によっては渋滞するので、パリ市内から空港に向かうときには注意が必要です。ロワシーバスだと10ユーロ、タクシーだと40〜60ユーロかかります。最近では、日本人向けの出迎えサービスもあるので、こちらもお勧めです。くれぐれも、空港で声をかけてくる白タクには乗らず、正式な場所から乗車すること。また電車では、RERのB線が利用可能ですが、チケットの買い方に慣れない場合面倒なのと、時間帯によっては危ないので、バスかタクシーをお勧めします。
ぜひパリのアパルトマンへ!
宿泊先は、パリで展示会の開かれる時期にはホテル料金が高騰することもあるので、日程が決まり次第押さえましょう。9月末と1月下旬のファッションウィーク中は、美しいモデルさんが見られることはいいのですがホテルは取りづらくなります。もし5日以上パリに滞在するのであればアパルトマンを借りるのも得策と言えます。パリは外食費は高くつきますが,スーパーで売っている食料品やワインは安く、またマルシェでも新鮮な野菜やお肉、たくさんの美味しいチーズを購入することが出来ます。マルシェで買ったフランスパンをバックに入れて、パリのオシャレなアパルトマンでお料理をしてパリっ子体験をしてみては?
カフェレストランでお気軽フレンチ
フランス料理と聞くと高級なイメージがありますが、気軽に楽しめるカフェレストランもあります。特にお勧めは牛肉のタルタルと、鴨のコンフィ、ブフブーギニヨン(牛肉の赤ワイン煮込み)などです。もちろん、フレンチレストランにも素晴らしいお店がたくさんあります。日本人シェフが経営していたり、責任者として料理を出しているお店も、最近では多いので訪れてみるとよいでしょう。ただし星付きレストランに行くときには、出来ればスニーカーではなく、それ相応の格好をして行って下さいね。また夏の夜は22時くらいまで明るいので夜ご飯の時間に注意してください!まだ明るいから早い時間だと思っていたら、いつの間にかこんな時間!ごはん食べられなかった!ということもあります。
デザートにはぜひCafé Gourmand!
ぜひ宝石のようなケーキも召し上がってください。マカロン、ミルフィーユ、チョコレートなどなど。レストランでデザートを頼む際に、もしそのお店にあったならCafé Gourmand(カフェ・グルマン)を頼んでみてください。小さなお菓子(マカロンや小さいサイズのクレームブリュレなど)がいくつかと、エスプレッソのセットです。ちょっとずつ沢山食べられるだなんて、初めて食べたときの感動ったらありません。エスプレッソが苦手な方は、Café allongé(カフェ・アロンジェ)と頼めば、エスプレッソを薄めた(アメリカン・コーヒーとは違った)薄めのものが出てきます。最近ではフランス菓子ならではのバタークリームを使った重たいお菓子ではなく、日本人女性のパティシエールが作るシフォンケーキ専門店が流行っています。5区のCiel(シエル)というお店です。居心地がよくて、私も通っています。
やっぱり気になるお買い物!
フランスで生まれたブランドたち―Hermès 、CHANEL、LOUIS VUITTONなど、グランマークが多数あります。が、ご紹介したいのは、そうではないお店。例えば、今パリで何が流行っているのか知りたいのであれば、有名セレクトショップの1区のcoletteや、3区Merciに行くのがいいでしょう。フランス人が関心を寄せる日本の雑貨も数多く取り揃えられています。
他の人が知らないところ!と言う方には、マレ地区がお勧め。3区と4区にまたがるエリアに、ブランドショップや、ギャラリー、そして小さなセレクトショップが沢山ひしめき合っています。中でも、私のお勧めは、AB33(33 Rue Charlot 75003)、SHINE(15 Rue De Poitou 75003)、aboud’abi bazar(41, Rue De Poitou 75003)。私のお店OKOMUSU(11 Rue Charlot 75003)も近所なので、もし北マレ地区に来ることがあればお立ち寄りください!
また、小物系が買いたいということであればいろんなアーティストの商品を集めたPYLONESが面白いかと思います。ルーブル美術館の地下やマレ地区、デパートにも入っているので見つけてみてください。また冬にパリに来る予定の方は11月半ばから1月上旬まで各所で開催されるクリスマスマーケットでお買い物が出来ます。冬は相当冷え込みますが、ホットワインで冷えた体と心を温めてパリの素敵な夜を楽しみましょう!
パリで楽しく過ごすためのワンポイント
パリへの旅行が決まったら、美術館やエッフェル塔への入場予約をしましょう。現地でチケットを買うこともできますが、ハイシーズンでなくとも2時間並ぶこともざらなので、事前購入をお勧めします。
北海道よりも緯度の高いパリ、夜になると急に冷え込むこともあります。日本で活躍時期の少なかったトレンチコートの活躍すること!5月末までと、9月下旬の旅行から(つまりは夏以外)は薄手のコートと折り畳み傘を持っていると安心です。
やっぱりスリにはご注意を!
また、世界第一位の観光都市だけあり、その分観光客を狙ったスリやひったくりも多いです。美術館やメトロ、バスでは常に貴重品に気を付けましょう。Do you speak English? などと、アンケートを聞いて来る場合スリだと思ってください。パリ市内でも治安の悪い地域もあります。ガイドブックに詳しく載っていると思いますが、夜遅くにそう言った場所に行くことは避けましょう。物売りや、ミサンガ売りにも気をつけてください。
それでは楽しく美味しいパリでのバカンスを!Bon Voyage!